活動報告 ACTIVITY

第27回LLLを開催しました

イベント

27LLLを開催しました

5月25日(土)に、東京民医連の看護奨学生が一堂に集まり学習・交流を行うLLLLet’s Learn of Life)を開催しました。

 

昨年までオンライン開催でしたが、今年はコロナ後初の対面で開催しました。全体で90名の学生が参加し、

健生会の学生が実行委員長として

開会の挨拶を行いました。

 

今回のテーマは「在宅看護を学ぼう~その人らしく生きるための看護のあり方~」です。在宅看護の需要が高まる今、実際に現場で働く看護師がどのような看護を行っているのか学びたいという学生の意見が多く、本テーマに決定しました。

今回は東京ほくと医療生活協同組合 訪問看護ステーション統括所長の橋本看護師が講演をしてくださいました。

講演では、病院のケアと在宅看護のケアの違いを話してくれました。在宅看護ではハンガーを使用して点滴をぶら下げている家庭もあり、限られた資源でケアを行っていることを学びました。「看護師としてぶれてはいけないところ」として【療養者だけでなく、家族全体をみること】、【支援を受けたいと思ったタイミングで、いつでも手を差し伸べることができるようにしておくこと】を挙げていました。療養者の想いを尊重し寄り添うことがいかに大切かを学ぶことができました。

講演後は、グループに分かれてアイスブレイクやディスカッションを行いました。アイスブレイクでは自己紹介に加えて「ワードウルフ」という、みんなとは異なるお題を与えられた少数派の人を探すゲームを行い学生同士の距離が縮まりました。それによりディスカッションは大いに盛り上がり、「その人らしく生きていく」を支えるために必要な看護のかかわり方について活発な意見交換を行い、各グループの代表者が発表をしました。

 

参加学生の感想
  • その人の社会背景を考慮して、その人らしさを守る寄り添う関わりが必要だと思いました。

  • 患者さんへの関わり方、伝え方、コミュニケーションが重要だと改めて感じました。

  • 普段の生活では学べないようなことを勉強でき、他の学校の方とも交流できたので、とても楽しかったです。
  • 患者さんの趣味などに注目しがちだったのですが、入浴方法や栄養摂取方法な ども個別性があり、そこも含めてその人らしさとして考えるという視点はなかったので、とても勉強になりました。

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