お知らせ

良い睡眠のために

こんにちは。

健生会ふれあい相互病院在宅室 ざいたこです。

今回のざいたこだよりは在宅室室長藤井医師の第4回目のざいたこだよりになります。

今年の夏は暑さが格別ですね。汗をかきながらも、よく食べ、よく寝て乗り切りたいものです。今回は睡眠について自分が気を付けていることを紹介します。

・寝るときに悪いことは考えないようにします。折角これから眠るのに悪いことを考えると寝られなくなります。考えても仕方の無いことは考えないようにします。考えなければならないことは日中起きているときに考えます。

・朝から寝るまでのことを順に思い出しながら、良かったことを10個あげます。どんな些細なことでも良いです。

・仰向けになって大きく息を吸い、長く息を吐きながら、身体中の力が抜けていることを確認します。何度か繰り返します。息を吐くときに身体にたまった不要な物、よごれた物を呼気と一緒に出す様に意識しても良いです。

・ゆっくり呼吸を繰り返します。最初より小さな呼吸でゆっくり四つ数えながら吸って、六つから八つゆっくり数えながら吐きます。吐く方を長くします。その時、下丹田(下腹部)に吸い込み、そこから吐き出すように意識します。息を吐いたら自然に吸い込みます。

・しばらく繰り返したら、身体の下から上へ意識する点を少しずつずらしながら呼吸をします。両足(甲、裏、指全体)を意識して息を吸い、息を吐きます。このときもゆっくりです。次に両足首を意識して息を吸い、息を吐きます。次に下腿→膝→大腿→股関節→骨盤と上がります。
さらに背中の下の方→背中の上の方→腹部→前胸部。身体を下から順に少しずつずらしながら意識をして呼吸をします。次は両手→手首→前腕→肘→上腕→肩関節と進みます。首は耳の高さの中央を意識し、最後に頭のてっぺんを意識して息を吸って、長く吐きます。

・身体全体の力が抜けて、どっしりとしているのを感じると思います。

・その状態で足の裏から息を吸って、その気が足を通って、背骨を通って頭のてっぺんに抜けるように意識し、吐くときは頭から背骨を通って、足から足の裏に抜けるようにゆっくり呼吸を繰り返します。

・寝られないときに悶々といろいろ考えるのでなく、呼吸に集中して、身体の力を抜くようにしているとそのうち寝ていることが多いです。試してみて下さい。

・寝るときだけでなく日中リラックスしたいときにも、下丹田を意識したゆったりとした呼吸を行います。

藤井

第4回藤井医師のざいたこだよりいかがでしたか?
睡眠には脳や身体の休養、疲労回復、免疫機能の増加など多くの重要な役割があると言われています。

今の季節は寝苦しい事もありますがゆったりとした気持ちで良い睡眠がとれるといいですね。

訪問診療ご希望の方はご相談ください。

健生会ふれあい相互病院在宅室 ざいたこ

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